転職活動について

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私は、3年ほど前に新卒で入社して15年以上勤めた会社を辞めて、今の会社に転職しています。
その際、転職エージェントに登録しておりました。いろいろな経緯があり、新卒で入社した際に勤めていた会社を辞めてから、今、勤務している会社に入社するまで6ヶ月くらいかかっております。いろいろな経緯があったため、6ヶ月間の無職期間というわけではありませんが、この6ヶ月を転職活動期間とすると、いろいろな転職エージェントの方にお世話になりました。
この転職期間で思ったこと、また、今の会社に来て、採用にも携わっていますので採用する側になって思ったことを記載します。

企業文化の違いを理解する

私は、国産メーカー系SIerでシステムエンジニアをしておりました。
地方であっても親会社のメーカーと同じ給与体系で、かつ、2010年代前半くらいまでは「労働基準法?36協定?何それ?美味しいの?」という状態で、遅くまで残業するのが当たり前のため、残業代も結構出ました。(一応、申請した残業時間分に対する残業代は必ず支給されていました。)なお、人事などの労務管理部門は、残業を減らすうに努力をしたいたものと思われますが、現場の事業部までは浸透してない状況でした。

また、仕事の仕方としては、国産メーカー系であれば、どこでも一緒だと思われますが、属人性を排除して、作業品質を向上させる。といった取り組みをしています。これを実現するには、誰がやっても、最低限、メーカーとして保証すべき成果を出せるように、マニュアルを作っていく必要があります。各メーカーによって、程度の差や、やっていることに対する内容の見せ方に差はありますが、だいたいやろうとしていることは一緒です。

このような環境で15年以上、過ごしていると、この仕事の仕方が当たり前になり、他のやり方が分からなくなります。
同じIT系の企業でも、いわゆるWeb系や、IT系コンサルファームとかでは、企業文化が違います。また、SIerのなかでも、メーカー系とユーザー系とかの違いで企業文化が違います。他の建設業や製造業といった業界でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。

転職しようと思った際、自分が、どんな企業文化でキャリアを積んできたかを考えてください。

自分の能力を活かせるか考える

転職しようと思ったきっかけはいろいろあると思います。
例えば、給料が安い。休みが取れない。人間関係が悪い。などなど、いろいろあると思います。もし、転職すると決めたのであれば、転職した先で、自分の能力を活かせるか考えましょう。

自分の能力を活かせることができなければ、転職したことによって良い給料を貰えるようになっても、その後は昇給ができなくなって、休みも取れななかったり、残業が増えたり、ということが起きてしまいます。そのような状態だと、自然と上司や同僚との関係も悪くなってしまいます。

では、新卒で働き出した業界でしか転職できないかというとそうではないと思います。20代や30代前半の若い方であれば、まだ、いろいろな分野の伸び代があると思いますので、いろいろな環境に馴染んで、能力を発揮することができる可能性が高いと思います。若い方であれば新しいことを学ぼうとする強い意志があれば十分かと思います。

30代後半以降になると、しっかりと働いてきた方であれば、素晴らしい経験や技能を持っていると思われます。しかしながら、それ故に、未知の分野で能力を活かすのは難しいと思います。私はSIerでの働き方しかしらないので、同じIT系の会社でもWeb系やIT系コンサルフォームの仕事の仕方には馴染むことはできないのです。
自分の能力をいかに活かせるかということを考えると良いと思います。

自分の過去を否定しない

私は転職してからは、面接官をしたりエントリーシートを見たりして採用に関して判断する機会を持つようになりました。面接で退職した理由などをお伺いする際、自分が経験してきた過去を否定するような言動を見かけることがあります。確かに転職する理由は「現状が嫌で変える必要があるから。」ということだと思います。
しかしながら、せっかく、築いたキャリアは捨てないで欲しいと思います。特に、そのキャリアを捨てた際に、それでは、あなたは、何を成し遂げたことがありますか?という答えに窮するような方は、過去の自分を否定しないようにした方が良いと思います。
例えば、IT業界に属しない業界で働いていた方で、「難易度の高いIT系資格を取得しました」と過去形で言い切れるような方であれば、もの凄く向上心はあるなと思うことができます。が、ベンダー系のIT資格は受験料が高額であったり、国家資格系は、年に2回であったり1回であったりと、タイミングよく受験できるものではありません。まずは、今のキャリアで自分は何を成し遂げたか。ということを整理するようにした方が良いと思います。

例えば、私はIT屋さんです。若い方がIT系以外の業界、例えば、小売屋さんから転職してこようと応募してくれる人がいるとすると、私からすると小売に関する知識を持っている人が応募してくれた。と考えることができます。私はIT屋さんをやっているますので、IT知識がないなら身につけさせることはできますが、小売の業務知識は自分のお客様の範囲でしか見れません。ネットとかで調べても、核心的な部分は企業秘密なのか出てきません。このため、小売に関して教えれることはかなり狭い範囲になります。(逆説的ですが、それを分析することはシステムエンジニアやコンサルタントならできるので、この業界の仕事が成り立っているものと思います。)

思い悩んだら進んでみては

私は、一時的に、自分が築いてきたキャリアとはあっていない会社に転職しましたが、自分の能力はまったく活かすことができませんでした。
今、勤務している会社は、若い会社で、組織らしい組織がないところからスタートしたので、ほぼ、自分の思ったことをやれる環境を得ております。小さい会社なので、お客様からいただける仕事には制限がありますが、やり方は自由にできます。

私が新卒で就職活動をしていた超氷河期の時代とは異なり、今の時代は、しっかりとしたキャリアを築いた方であれば、転職をしやすい環境だと思います。思い悩んだら、一歩進んで考えるもの良いのではないでしょうか。

この記事を書くきっかけになったのは、3年前に登録していた転職エージェントの方から、今頃になっても、かなり高額な年棒が見込まれるスカウトのご提案がきていたからです。40代に入っても、このようなご提案をいただけるのですから、20代〜30代の方であれば、さらに良いご提案も頂けるのではないかと思います。

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